ボロボロになるまで頑張ってくれた友を
簡単には捨てられないんですよ。
道具へのこだわり
大工になって17年、棟梁がずっと使い続けている道具は自分の手にも馴染んできて、今では手の延長の様です。
道具の手入れを怠らないので、道具もそれに応えてくれるのでしょう。
手入れの仕方は、自ら研いで金属の部分に油を付け、新聞紙を巻いて日本の湿度のある気候から守るのです。
信頼を築いた大工の背中
長年付き合いあるお客様が選んだ答えは、工務店だからこその技術力や心づかいです。
まず、材料の良し悪しを見極め、木の適材適所を見る目を養ない、木材の産地や種類によって使い道を変えたりすることも技術の一つではないでしょうか。
日本の住宅に適している材質はヒバがお勧めです。それとやはり、檜ですね。 季節ごとに湿度が変わる日本には適している材質の一つです。
家を建てる時の心構えは当たり前に思われるかもしれませんが、雨漏りしないように作ることとや、隙間風が入らないようにすること。 あとは図面通りでも、ひと手間加えて釘を多く打ったり、木を余分に使って丈夫な家を作ることですね。
エコの観点からも断熱材を多めにいれる事もします。 今でも緊張する施工は新築ですと、日本人の心の空間でもある和室を作るときです。 リフォームでしたら部屋割を変更する時に壁を壊す作業で傷がつかない様に神経を使う事です。
大工さんの豆知識
お正月には敬意を払う意味を込めて 道具にお餅をお供え致します。