こんにちは。榎田工務店広報担当のYです(はじめて名乗りました笑)。花粉症に日々やられながらも、皆さまにお伝えしたいネタをもとめて、外を出歩いています。

さて、工務店に関する話題ですが、住宅省エネ2023キャンペーンと題した国施策の3種補助金事業「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」「給湯省エネ事業」の申請(予約)が迫ってきました。

本事業は、昨年行われていた「こどもみらい住宅支援事業」の後継であり、昨年11月に突如としてこの事業の補助額が上限に達してしまい波紋を呼んでいたことから、申請事業者(お客様はご自身で申請できません)はピリピリとしているのではないかと思われます。

弊社もこの流れのとおり、補助金事業のHPを毎日確認していますが、「申請は3月下旬開始」となったまま動かず。されど、お客様にはお得な情報であるため、周知は進んでいます。

3補助金事業の中でも「先進的窓リノベ事業」は、最大200万円も補助が出るというビッグ事業で、すでに「活用したい」という要望も多く受けており、個人宅の窓を改修した場合「半額近くもお得になる」事例が出ています。

先進的窓リノベ事業に関しては、国予算が1000億とこちらもビッグながらも、1戸が100万円利用した場合は10万件、50万円でも20万件と…全国で実施されている事業なので、予約申請が始まる前から懸念されるのが「補助金の上限に達する期間」です。

そこで本日は、窓やサッシ業界の大手「YKK AP」のセミナーがあるということで、「先進的窓リノベ事業」についての詳細や「補助金の上限に達する期間」についても聞いてきました。

先進的窓リノベ事業について。

先進的窓リノベ事業については、以前にも事業説明のブログや、先日学んできましたLIXILのセミナーでも書かせていただきましたので、詳細は省かせていただきますが、ご自宅の窓を「ガラス交換」「内窓設置」「外窓設置(カバー工法・はつり工法)」し、一定の条件をクリアすることで、補助金をもらうことができる事業です。

先進的窓リノベ事業の大きな目的は「省エネ」です。暖房や冷房でせっかく暖めたり冷やしたりした部屋の温度を元に戻してしまう原因となる「窓」を省エネ性能の高い窓へとリフォームして、「省エネ」を図ろうというものです。

YKK AP について。

出典:YKK AP HPより

前述したように、今回の補助金事業の中でも、特に「先進的窓リノベ事業」の需要が見込まれることから、先日のLIXILに続き、業界大手となるYKK APのセミナーがあるということで、話を聞いてきました。

少し話がそれますが、最近流行りの「Chat GPT」を使い、「YKK APの特徴」で検索してみました。以下の文章は数秒(10秒以内)で出されたものです。

①高品質なアルミニウム製品

YKK APは、建築用アルミニウム製品の分野で高品質な製品を提供しています。製品の材質や仕上げの品質にもこだわり、建物の外観や機能性を高めることができます。

②環境に配慮した製品

YKK APは、環境に配慮した製品開発にも力を入れています。例えば、エコガラスやエコフレームといった製品を開発し、省エネルギー性能の向上に貢献しています。

③高い技術力

YKK APは独自の高い技術力を持っています。建築用アルミニウムの製品に関する研究開発に力を入れ、先進的な製品開発を行っています。

④全国展開

YKK APは、全国に広がる販売網を持っています。建築プロジェクトに必要な建材を迅速に提供することができ、顧客からも高い評価を受けています。

⑤品質・安全管理の徹底

YKK APは、品質・安全管理にも徹底した取り組みを行っています。製品の品質保証や安全性を確保するための各種認証取得など、高い品質・安全を実現しています。

これが数秒とは、AIチャット恐るべし…。

先進的窓リノベ事業のセミナー内容について。

補助金事業をメインにしたセミナーということで、まずは事業の概略を話された後、YKK APの商品紹介でした。先進的窓リノベ事業は、先程あげた4種工事の中でガラスやサッシの「性能」や「大きさ」によって補助額が決まります。

セミナーでは、YKK AP商品「プラマードU(内窓)」と「マドリモ(外窓設置/カバー工法)」が本事業で製品と補助額のバランスが良いとして、推奨されていました。

商品詳細については、YKK APのHPを下部に載せますので、ご確認くださいませ。

補助金の上限はいつ達するか?

セミナーの中で、YKK APへの依頼は「平時よりも〝6倍〟の注文がきていて、納期も遅れています」という話があり、冒頭で申し上げたように、「1000億といえど、すぐに終わってしまうかもしれない」という補助額であるから、「いつぐらいに上限に達してしまう想定でしょうか?」という質問を投げてみました。

※当然、まだ予約申請すら始まっていないのですから明解な事は分からないと思いながらも、メーカーの見解を知りたく聞いたものです。

今回、セミナー講師を担当してくださった答えとしては「〝事業開始から早々に〟無くなってしまう可能性があると思います。予想以上の問合せをいただている状況」との事でした。
※メーカー発表ではなく、講師担当者の個人的見解が入っていることもご容赦ください。

現状では、LIXILの方も納期遅れが発生していることも考えると、これは〝5月までもてば良い方(予約申請で終わる可能性がある?)〟と感じています。※あくまで個人的な見解です

【以下は4月1日に情報更新】

大手窓メーカーの弊社担当者からの情報では「LIXILとYKK APで、先進的窓リノベ事業の補助額の95%(1,000億中950億)が発注されている状況」にあるそうです。納期については、両メーカーともに納期が2~3カ月ほど遅れている模様。

3月31日より予約申請が始まりましたが、ほぼ1日中「アクセス数が集中しており、サーバーがパンク」。申請できたのは夜中1時でした。そのときの申請番号は6000番台(※これが順番通りなのかは不明)で、本日15時に申請した番号は9900番台でした。

補助金が終了するという具体的な月日は誰にも分かりませんが、いずれにしても【申請までは早目にした方がよい】と思われます。

おわりに

製品を作り出しているメーカーですら想定できていない訳ですから、正確な答えは誰にもわかりませんが、先進的窓リノベ事業を活用して、窓のリフォームを行いたい人は、急いで「本事業の助成金申請ができる〝登録事業者〟を探す」のが良いと思います。

YKK APやLIXILでは、簡単に補助額がわかるシミュレーションサイトも用意されているので、なんとなく知りたいという方はコチラもご利用されると良いでしょう。

この日は、TOTOによる「こどもエコすまい支援事業」のセミナーも聞いてきましたので、次回のブログで感じたことを書かせていただきます。

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

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関連HP

YKK AP

YKK AP/窓・ドアリフォーム省エネ補助金ナビ

LIXIL

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