こんにちは。
前回のYKK APに引き続き、水回り住宅総合メーカーであるTOTOが開催するセミナーにも足を運んできました。本セミナーでは、TOTO商品の工事で利用しやすい「こどもエコすまい支援事業」をメインに、先進的窓リノベ事業や給湯省エネ事業についてもお話しがあったほか、「TOTOおすすめプラン」の説明もありました。
弊社ブログでは、セミナーを聞いて、「お客様が補助金どのように活用するのがお得なのか」をお伝えしたいと思います。
それでは、いってみましょう!
(最近、似たようなトップ画になっていますが、気にせずに・・・)
TOTOについて。
まずは、主催されたTOTOについて。この社名を知らない人はいないと思うレベルの企業ではありますが、今回もChat GPTを利用して、ざっくりとご説明します。「TOTOについて」で検索した結果は以下になります。
TOTOは、日本のトイレと水技術メーカーであり、多様な製品を提供している世界的な企業です。トイレを中心に、バスルーム、キッチン、ランドリーなどの水回り製品や、清掃システム、産業用装置なども開発・製造しています。特に、TOTOのウォッシュレットは温水洗浄便座として世界的に有名で、高い品質と技術力で多くの人々から支持されています。
ということでした。
水技術メーカー?は気になりましたが、5秒ほどで回答を得られるので、説明するには十分すぎる情報。それにしてもAI技術には脱帽です。
こどもエコすまい支援事業について。
こどもエコすまい支援事業の詳細は、過去ブログでも紹介していますので下部に記載させていただきます。ここでは、概略とポイントに触れていきます。
弊社のブログを見ている多くの人は、新築よりも「リフォームを検討している方」だと思いますので、こどもエコすまい支援事業の内容もそちらをお話ししていきます。(新築の際の補助額とは異なるという意味です)
こどもエコすまい支援事業は、事業名に「こども」と付いていますが、〝年齢や世帯とは関係なく〟、リフォームでは1戸あたり最大30万円まで利用できる国(国土交通省)が管轄する補助金事業となります。
事業のポイント
抑えておきたいポイントは2点つ。
一つ目は「補助額が5万円以上でないと補助金がもらえない」、二つ目が「必須工事を行わなければいけない」ということです。
「必須工事」は下記の3つになります。
①開口部の断熱改修(ガラス交換・内窓設置・外窓設置・ドア交換)
②外壁・屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム・高効率給湯器・高断熱浴槽・節水型トイレ・節湯水栓・蓄電池)
今回のブログでは「①が一番伝えたいところ」ですが、説明を後に回します。②はTOTOセミナーでは話がなかったので、今回は割愛します。
③がもっともわかりやすいので、こちらから説明しますと、よくある水回り工事として「お風呂」(高断熱浴槽)、節水型トイレ、節湯水栓=水回り全般(キッチンやお風呂、洗面台)の補助額は以下になります。
・お風呂(高断熱浴槽) 27,000円
・節水型トイレ 19,000円(掃除しやすい機能を有するものは21,000円)
・節湯水栓 5,000円
上記が「必須工事」で、その上で、連動しそうな対象工事が以下です。
・ビルトイン食器洗機 21,000円
・掃除しやすいレンジフード 11,000円
・ビルトイン自動調理対応コンロ 14,000円
・浴室乾燥機 21,000円
・手すり設置 5,000円
・段差解消 6,000円
「システムバス」または「キッチン」といった大きめのリフォームを行えば、補助金がおりる条件の5万円に達しますが、トイレ交換〝だけ〟ではこどもエコすまい支援事業の補助は受けられません。
大型リフォームを行う方は問題ないのですが、「トイレを直したい」「浴室乾燥機をつけたい」「食器洗機をつけたい」といった工事をしたい人も多いと思いましたので、これらをやりたい人にオススメしているのが「先進的窓リノベ事業との併用」です。
先進的窓リノベ事業と併用で必須外工事も「2万円以上」でOK
今回のブログで一番お伝えしたいと記載した【必須工事①】についてですが、「開口部の断熱改修(ガラス交換・内窓設置・外窓設置・ドア交換)」は、ドア交換を除いて「先進的窓リノベ事業と(ほぼ)同じ工事」となります。
なぜ同じモノが2つあるのかというと、「性能」「大きさ」によって使える補助事業が変わることにあります。簡単に言ってしまえば、「性能が良くて大きければ、先進的窓リノベ事業が利用できる」と覚えてもらえれば大丈夫です。
そして、もう一つ覚えておいてほしいのは、「先進的窓リノベ事業の補助額は、同類の工事でありながらも、こどもエコすまい支援事業の〝数倍〟」となります。
先進的窓リノベ事業の補助率が工事費用に対してコストパフォーマンスが優れている(=補助額が高い)ので、通常工事を行うよりも補助金を活用することで半額近い金額で工事を行える可能性もあるのが注目の理由です。
今回のこどもエコすまい支援事業に話を戻しますが、先進的窓リノベ事業を活用すると、必須工事はもちろん必須工事以外でも「2万円以上の補助額工事」で、補助の対象となってきます。
簡単に事例(2万円以上の工事)を記してみますと、
【リフォーム事例】
・トイレ(掃除しやすい機能を有するもの)
・トイレ(19,000円)+段差解消
・食器洗機交換
・浴室乾燥機交換
などなど、先進的窓リノベ事業を併用すれば、大型リフォームをせずとも使途の幅が広がるということです。
おわりに
補助金があるからといって、無理にリフォームする必要は全くありません。さまざまなコマーシャルがあふれていますが、リフォームするタイミングは人それぞれです。
リフォームのタイミングをあえていうならば、「これが改善されたら、快適になるのに…」と、不満を持っている方は検討段階に入っても良いと思います。壊れている人はいうまでもなくですね。
100円、200円で出来るものではありませんので、しっかりとご検討くださいませ。
このブログの情報があなたの役に立てれば幸いです。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
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