新築やリフォームをするときは「少しでもお得になる方法があるのなら…」というご要望を叶えるため、弊社では「助成金や補助金」に対応できるよう事業者登録を行っています。

本日、国土交通省が実施する「こどもエコすまい支援事業」の事業者の登録申請が開始されましたので、弊社も動き出しました。(本事業は「こどもみらい住宅支援事業」の継続事業となるため、弊社の場合はすでに申請済みです)

そこで今回は「こどもエコすまい支援事業」について、簡単に説明します。弊社では「リフォーム」の注文が多いので、「リフォーム」の事業内容を中心に紹介していきます。

【こどもエコすまい支援事業】どんなリフォームが対象?

こどもエコすまい支援事業のウェブサイトによると、以下のように事業目的が記されています。

「⼦育て⽀援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、⼦育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。」

つまりは、「省エネ住宅にした場合、補助を出しますよ~」という内容です。

出典:こどもエコすまい支援事業の概要(一部抜粋)

リフォームで「エコすまい支援事業」を活用する場合は、【A】①開口部の断熱改修②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修③エコ住宅設備の設置のいずれかが必須施工となります。その上で【B】④子育て対応改修⑤耐震改修⑥バリアフリー改修⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置⑧リフォーム瑕疵保険等への加入については、【A】を行った場合、こちらも対象工事となる項目となります。②⑦⑧以外は上記の言葉で分かりづらいので、以下に記します。

【事例】開口部の改修

ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換

【事例】エコ住宅設備の設置

太陽光利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯器

【事例】子育て対応改修

・家事負担軽減に資する住宅設備(ビルトイン食器洗機・掃除しやすいレンジフード・ビルトイン自動調理対応コンロ・浴室乾燥機・宅配ボックス)の設置
・防犯性の向上または生活騒音への配慮に資する窓・ドア等

【事例】耐震改修

1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された住宅で、現行の耐震基準に適合していない住宅の改修

【事例】バリアフリー改修

手すりの設置・段差解消・廊下幅等の拡張・ホームエレベーターの新設・衝撃緩和畳の設置

【こどもエコすまい支援事業/金額】一般家庭のリフォームで最大30万円を助成(補助)。

本事業では、上記の対象工事ごとに補助額というのが設定されています。

例えば、節水型トイレ(掃除しやすい機能を有するもの)は補助額19,000円/台、高断熱浴槽(お風呂)は24,000円/戸、高効率給湯器(エコジョーズやエコキュート等)24,000円/戸といった形です。

この補助額が5万円以上になると助成を受けられる条件をひとまずクリアすることになり、最大30万円までが補助の対象額となります。子育て世帯または若者夫婦世帯で新築ではなく、既存住宅の場合は、上限が60万円までと幅が広がったりもします。

(子育て世帯と若者夫婦世帯の基準)
子育て世帯・・・申請時点において、2003年4月2日以降に出生した子を有する世帯
若者夫婦世帯・・・申請時点において夫婦であり、いずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯

【こどもエコすまい支援事業】活用したい人の注意事項。

上記にあげてきた以外にも、国の事業ということもあり、さまざまな条件があります。

最低限抑えたいことは2つ。

①施工(申請)業者が本事業の登録事業者であるかどうか

②対象工事かつ対象の建材、補助額が5万円を超えているかどうか

一つ目はウェブサイトから調べられるようになると思いますが、二つ目については(調べることは可能ですが手間がかかるので)業者でないと分からないといっても過言ではないでしょう。

以上のように、申請・採択には、ここでは書ききれないほどの細かい情報が必要となります。ですので、お客様自身は、「自分に合った施工業者を選ぶ」のが、今後の付き合いも含めて良い選択になると思います。

弊社でも〝選ばれる工務店〟となるよう、鋭意努力してまいります。リフォームをお考えの方がいらっしゃったら、ぜひご相談くださいませ。

おわりに

こどもエコすまい支援事業は「助成金?補助金?」なのか、分からなかったので調べてみました。「助成金」「補助金」どちらも目的のために助け(補助)するものというニュアンスは合っていそうですが、大きな違いは「審査」にあるようです。

助成金は、「一定の基準を満たせば、交付されるもの」であるのに対し、補助金は「一定の基準を満たしていても、審査により落選する可能性があるもの」という見解のようです。

今回、紹介する「こどもエコすまい支援事業」については、まだ申請段階ですので明解なことは言えませんが、昨年行われていた「こどもみらい住宅支援事業」の継続事業であることから、「助成金に近いものではないか」と推測されます。

お客様には〝見えない部分もしっかりやる〟というのが、弊社のこだわりです。こうした申請のほか、取り扱う製品選びや現場の清掃なども〝見えない部分〟にあたります。ここをサボらず、お客様に〝選ばれる工務店〟となるよう頑張ります。(大切なことなので2度言いました)。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

関連HP

こどもエコすまい支援事業(公式HP:国土交通省)

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