弊社は、2022年より国が推進する「パートナーシップ構築宣言」に賛同し、協力会社の皆さまとの公正で持続可能な取引関係づくりに取り組んでいます。世の物価高が進む中ではありますが、日本の商いの原点と言われる近江商人の教えであり、売り手良し・買い手良し・世間良しの三つがそろって初めて〝良い商売が成立〟するという「三方良し」の考えのもと、適正価格を見定めて運営していきますので、よろしくお願いいたします。

パートナーシップ構築宣言とは

改めて、パートナーシップ構築宣言について説明します。

これは中小企業庁・経済産業省・公正取引委員会などが連携して進めている国の制度です。企業が、取引先や協力会社と「共存共栄の関係を築く」ことを目的とし、適正な取引・不当な負担の防止・情報共有の促進・持続可能なサプライチェーンの構築といった取り組みを宣言するものです。

公式サイト:https://www.biz-partnership.jp/

誠実な取引が〝良い家〟を作る

2025年12月6日現在、このパートナーシップ構築宣言に登録している企業は、全国で82,264社。神奈川県では4,704社である中で、弊社のような小規模事業者でもこうした「見えないところも大切にする」という姿勢を崩さずに、積極的に取り入れていきたいと考えました。

私たちは、協力会社との信頼関係こそが、地域の住まいを守る良い施工につながると信じています。大工、塗装、板金、左官、電気、水道…一つの家づくりには多くの職人が関わり、それぞれの技術と誠実な仕事が合わさって、初めて良い家が完成します。榎田工務店は、適正な工期・健全な支払い・無理な要求をしない・安全に働ける環境づくりなど「当たり前のこと」を誠実に続けることで、協力会社の皆さまと“互いに成長できる関係”を築いていきたいと考えています。

これからも、地域とともに今後も宣言に基づき、公正な取引の徹底・協力業者との連携強化・持続可能な家づくりの推進に努めてまいります。地域の皆さまに支えられて続いてきているからこそ、正直で、誠実で、無理のない価格で家づくりを続けていきたいと考えております。物価高の影響が続くなかではございますが、どうか温かいご理解をいただけますと幸いです。