こんにちは。榎田工務店の広報担当Yです。

タイトルのとおり、えのきだより〝春号〟を作成しました。しかしながら、6月を超えてみると、すっかり初夏を感じる季節になってしまっています。この辺はご愛敬というところでご容赦くださいませ。

さて、至極私情をはさみますが、哲学にハマっています。哲学とは「本質を解明する学問」だそうです。哲学の始まりは、なんか聞いたことのある古代ギリシャ時代のソクラテスが哲学の父(祖)などと呼ばれています。

本質を探る〝問答方法〟は「とは何か?」を繰り返し、言葉を深く掘り下げていくもの。常識がわからない幼い子は、常に「なんで~?」を繰り返して質問してくるアレです。

相対性理論などで有名な物理学者・アインシュタインは「常識とは、18歳までに積み上げられた先入観の堆積物である」といわれたように、時には〝常識を疑う〟ことが大切かも知れません。

私たちの仕事上においては、知識と経験に加えて「〇〇性」といった〝将来の生活を見据えた〟性質や傾向を考えることが重要です。人によって常識は異なりますので、しっかりとお話を聞きながら対応していきたいと思います。

導入話が長くなりましたが、今回もご覧いただければ幸いです。

えのきだよりvol.18(春号)の内容。

時間の過ごし方について

冬を終え、春が過ぎ、初夏の気候を迎えています。年を重ねるごとに、四季が進むスピードが速くなっている人はいませんか?

これは「ジャネーの法則」と呼ばれる心理的現象で、経験がないことをしている時間は強く印象に残るため時間は長く感じ、慣れている行動は時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じるということのようです。だから「初めての事」というのは「記憶」に残っているわけです。

さて、弊社は来年で50周年となります。「あっという間」だった一方で、振り返ればさまざま出来事がありました。思い返される事の多くは「困難な状況」ばかり。その瞬間は非常に長く感じる、まさに印象に残る時間です。この時間を(無事に)乗り越えられると、安堵とともに経験の厚みが増します。

つまり困難な状況がなければ、成長しづらい環境といえるわけです。無難ではなく、有難しという言葉を大切に、記録だけでなく記憶にも残る工務店をめざして邁進してまいります。

【点検商法に要注意】梅雨・台風時期に増えます
屋根・外壁・床下・給湯器・高圧洗浄・シロアリ

オレオレ詐欺などと同様に、行政や国民生活センターでも注意喚起されている「リフォーム関連の点検商法」。飛び込み型の訪問方法で、不安を煽り、施工後(しているかどうかは不明)に高額請求をする悪徳商法です。

警察では、施工前と施工後の違いや民間業者による価格設定のため、詐欺であることを立証することは難しく、一概に犯罪とみなせないとの事で、なかなか捕まえられません。

海老名市内でこうした事例が増えているので、ご留意ください。

【意外に使える海老名市の防犯対策補助金】
インターホンや屋外センサーライト交換で最大2万円の補助

自宅にあるインターホンが古かったり、録画機能がついていなかったりする方はいませんか?

誰か知らない人が訪ねてきた際に、出る出ないを考える上で、インターホンの重要性が高まっています。こうした防犯対策に対しての補助金が出るのは、県内でも大変珍しい取組です。

状況にもよりますが、本来は施工費込で(概ね)5万程度かかる交換ですが、2万円の補助金を活用し、実質2~3万程度で可能です。

【リフォームの優先順位は?】

「あれもこれもリフォームしたい。なんなら新築にしたい!(お金があれば…)」という話をよく聞きます。私も同じ思いではありますが、お金がかかる事ですので、そうはいきません。

そこで重要なのは「優先順位を決める」こと。

言うまでもなく、各家庭によって違いますが、あえて挙げるなら1安全性の確保(壊れているものを直す)2機能性の向上(壊れてはいないけれど老朽化が進み、改善したい)3デザイン性の向上(例:壁紙を変えるなど見た目を変える)です。そのためにも、まずは相談・見積をしてください。

以上です。最後に編集後記となります。

おわりに

創業50周年に向けて、地域の皆さまに向けて「何かをやろう」と考えています。

必ずや楽しい事になると思いますので、お待ちくださいませ。

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オリジナルニュースレター「えのきだよりvol.17」(冬号)ができました。