地域の皆さまへ、季節のお便りをお届けします。
朝の空気がすっと冷たくなり、杉久保の畑にも白い息が立ちのぼる季節となりました。一年も残りわずか。冬は、これまでの歩みを振り返りながら、来年に向けて少しずつ気持ちを整える時期でもあります。
そんな中、うれしいニュースがありました。榎田工務店の代表・榎田 成(さだむ)が、海老名市より「優良技能者」として表彰を受けました。この表彰は、同一職業に10年以上従事し、高い技能を持ち、模範となる技能者に贈られるものです。大工として28年以上現場に立ち続け、地域の家づくりを支えてきた姿勢が評価され、海老名市建築職組合から推薦をいただきました。これまでの50年の歩みが、少し形になったようで感慨深い気持ちです。
今号では、この受賞のご報告とともに、冬の暮らしをより快適にするための情報もお届けします。どうぞ気軽に読み進めていただければうれしく思います。

■ 「先進的窓リノベ事業」が来年度も継続予定に
今年で終了とされていた「先進的窓リノベ事業」ですが、来年度も継続される見込みとなりました。冬の寒さが厳しくなるこの時期、窓まわりの不便や小さなストレスが気になりやすい季節です。
特に、ご相談が多いのが 「内窓の設置」。工事が1日で完了し、費用対効果が高いことから人気のリフォームです。
内窓には、1)光熱費の削減につながる省エネ効果2)窓の冷え込みを抑える断熱効果3)結露の軽減4)防音性能の向上といったメリットがあり、冬の暮らしをぐっと快適にしてくれます。
補助金の詳細は今後正式に発表されますので、気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。
■ 杉久保小学校と「昆虫ホテル」をつくりました
先日、杉久保小学校の子どもたちと一緒に、校庭に置く「昆虫ホテル」を制作しました。昆虫ホテルとは、落ち葉や枝、木片などを積み重ねてつくる“虫たちの小さな家”のこと。自然の素材だけで作るため、環境学習としても子どもたちに人気があります。
「この木はどこに置こうかな?」「虫さん来るかな?」と、楽しそうに作ってくれた姿がとても印象的でした。
冬を越え、春になり、生き物たちが戻ってくる頃。子どもたちがまた観察してくれる日が今から楽しみです。
■ おわりに
寒さが深まり、何かと慌ただしくなる季節ですが、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。住まいのことで気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。来年も、地域の皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。