「いい夫婦の日」で知られる11月22日ですが、実はこの日は「大工さんの日」でもあるのです。

弊社代表そして創業者も「大工職人」なので、今日は、「大工」についてお話しいたします。

なぜ11月22日が「大工さんの日」なのか?

「一般社団法人日本建築大工技能士会」のHPによると、第一生命保険㈱が全国の小学生を対象に実施しているアンケート「大人になったらなりたいもの」ランキングで、1999年に発表された男の子1位に輝いたのが「大工さん」。

11月が漢字で「十一」となり組み合わせると「士(さむらい)」となることから、国でも11月は「技能尊重月間」であることと、〝大工の神様〟の命日が22日であることから、「11月22日」が「大工さんの日」と2000年に制定されました。

「大工の神様」について。

上に挙げた〝大工の神様〟ですが、これが大物中の大物。
その人物は、なんと・・・

そう、聖徳太子(厩戸王)です。

「!?」と思った人もいるのでは。

聖徳太子は、一度に10人に話しかけられても正確に聞き分けができたという逸話や、20歳のときに摂政となり、天皇を中心に争いを繰り返している豪族たちをまとめるなど、誰もが知る人物です。

聖徳太子が制定したとされる十七条憲法には、「和を以て貴しとなす」という仏教の思想も盛り込まれているほか、世界最古の木造建築群として世界遺産にもなっている法隆寺の創建したこともあり、遣隋使の派遣によりさまざまなモノやコトを日本に持ち込んできたと想像されます。

〝大工の神様〟といわれる所以には、上記のほか、大工道具〝指矩(差し金・曲尺ともいいます)〟を持っている聖徳太子が描かれている掛け軸もある点や、左官(土に関わる仕事)と右官(木に関わる仕事)を組織したのも聖徳太子といわれている点にありそうです。
現在も大工などの職人が集まる行事「太子講」があります。

※最近の教科書では、聖徳太子の存在について諸説あるようです。

おわりに

「なりたいものランキング」や「将来就きたい職業ランキング」など、リサーチしている会社によってランキング内容もさまざまではありますが、近年は「ユーチューバー」がトップ3にランクインしています。

驚くべきは、1位に「会社員」が入ってきたこと。

さて、話は変わりますが、何十年も前から少子高齢化が叫ばれていますが、大工さんの人数もこれに比例して減少傾向にあります。

一方で、リフォーム工事の需要は高まり、リフォームをする大工さんが足りなくなっています。弊社でも先を見越して、大工さんの求人募集を始めましたので、もしお知り合いがいましたら、ぜひ下記サイトをご案内ください。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

関連HP

榎田工務店求人サイト(求人ボックス)