こんにちは。今年も花粉症に悩まされる季節がやってきましたが、3月といえば、やはり卒業シーズンです。皆さまは、最近何かを卒業しましたか?読者の多くは学生ではないと思いますが、4月からは「始まり」のシーズンがやってきます。3月から準備をして、スタートダッシュをかけていきましょう。

それでは、いつものように、ニュースレター「えのきだより」の解説&裏側へと話していきます。

えのきだよりvol.8(3月号)の内容。

あれから12年。

(本文)

2月6日に起きた「トルコ・シリア大地震」のニュースが連日流れてきます(2月23日起稿)。犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された多くの方、ご家族および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

できることは何か―。

工務店として地域の家の困り事を解決することはもちろん、苦しい状況を乗り越えられる手伝いが少しでも出来れば幸いです。

3月11日は、日本で起きた「東日本大震災」から12年が経つ日です。今回は他人様の言葉をお借りして大変恐縮ですが、皆さまにお届けしたいメッセージを送ります。発災から12日後に行われた第83回選抜高等学校野球大会の選手宣誓・創志学園高校・野山慎介主将の言葉より。

「人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」

「えのきだより」を含めた弊社の情報発信は、工務店にかかる内容にかかわらず、お伝えしたいことを発信していきたいと思います。

2月を振り返って考えたときに、大きな出来事といえば「トルコ・シリア地震」が浮かびました。電気代をはじめ、継続する数々の価格高騰も身近な大きな出来事ではありますが、海老名市民の3分の1以上である5万人を超える方が亡くなっていることを考えると、次第に薄れていくニュースとともに、感情も薄れてしまうのではなく、「えのきだより」を通じて、一人ひとりが「何か」を考える時間をご提供できたらと思います。

「えのきだよりvol.6(1月号)」でも書きましたが、身近なところで地震といえるのは「東日本大震災」です。いつもスポーツには感動させられる私ですが、これまで見てきた選手宣誓の中でも歴史・記憶に残る言葉だったとの思いから、今回のえのきだよりにも掲載させていただきました。

人は、人によって育てられ、人格を形成されるものと思っています。

皆さまが日頃からお付き合いされている人間関係だけでなく、何気なく付けているテレビや新聞、チラシなども、「知識」や「仲間」の出会いにつながる手段の一つです。そこで、今回の「えのきだより」は〝仲間〟をテーマに書いてみました。

裏面は、仲間の一人・海老名市国分寺台にある谷塗装店の谷裕介さんの記事と、仲間を支える「諸経費」について、書かせていただきました。

【塗装職人さんをご紹介】国分寺台の谷塗装店 代表・谷裕介さん

徹底的にやります

弊社では、塗装全般を谷塗装店と連携して行っています。代表の谷さんは20年ほど前に、先代(父)が創業した「谷塗装店」(国分寺台)を継承し、個人宅やマンションの内装、テナントなどを中心に多くの実績を積んでいる塗装職人さんです。

豊富な知識や経験をもちながらも、初めから最後まで、決して手を抜かないところに絶大な信頼を置いています。

【谷代表からアドバイス】

①外壁塗装は〝計画〟が大切

②10~12年ほどのサイクルが 一つの目安「月1万円の貯金を」

③セルフチェック1:コーキングのひび割れの有無

④セルフチェック2:壁を触って白い粉がでないかどうか

「外壁塗装」は、家の中で一番、他人から見える部分ですが、見えない部分というのも数多く存在しています。

「屋根」の問合せは弊社でもよくあるのですが、「『隣の家の塗装をやっているのですが、お隣様の屋根の瓦が割れているのが見えたので、早目にやった方がよいですよ』と営業マンから言われたので呼びました」との事で、確認してみると「何もなっていない…」というのもしばしばです。

上記が全てではないので、一概に「全て悪質」ではありませんが、未だそういった営業マンがいることも頭の片隅に置いておいてください。

何を言いたいのかというと、「見えないところが大切」ということです。

【よくある質問シリーズ】見積書にある「諸経費」って何?

(本文)

諸経費の内容は「現場管理費」と「一般管理費」の2つに分かれます。

現場管理費とは、字のごとく「現場でかかる管理(経)費」のことで、職人さんとの打合せや工程管理、工事保険などの事を指します。

一方の「一般管理費」は、事務経費ともいわれ、現場を運営する側が〝一般的〟に必要とするもの=会社経費になります。お客様の施工に携わっているのは、現場にいる監督や職人さんだけでなく、総務・経理の人件費や図面や工程表、補助金資料等を作成する事務経費などが「一般管理費」に充当します。

御見積書に記載のある諸経費は、内容の質問を受けるだけでなく、「値引きの交渉」などにも用いられたりしますが、会社を運営していくにあたり、この「諸経費」は重要なものなのです。

お客様には、丁寧な説明を心掛け誠意をもって対応していきますので、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

住宅に限らず、何か分からないものにお金を払うのは嫌ですよね。どんな業界でもたまにあるのが「諸経費」です。諸経費をなくして他の工事内容に含まれている場合もあるかと思いますが、弊社では「諸経費」を明記しています。諸経費が必要な理由は上記のとおりで、現場やその裏で仕事を支えている人たちの仕事ぶりの費用でもあります。

編集後記

(本文)

HPのブログなどでも多用してしまっているのですが、本当に「厳しい時代」です。そんな中で「なぜ働くのか?」を調べてみました。働くの語源は、そばにいる人を楽にさせる〝傍楽(はたらく)〟で、反意語は〝傍迷惑(はためいわく)〟だそうです(諸説あり)。時間や給料だけではない「働き方改革」を日頃から行っていこうと思います。

世の中には何百種もの「仕事」が存在しています。2021年の統計では日本国内の企業数は367万4000社、民間事業所は507万8000カ所あるとのこと。

「ブラック企業」「上司ガチャ」「逆パワハラ」など、たくさんの悩み声がありますが、「〝働く〟とは何か」を、自分自身が考える機会になった言葉を見つけましたので、皆さまにお伝えさせていただきました。

おわりに

私が学生時代が見ている「スラムダンク」というバスケットボール漫画の映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観てきました。卒業シーズンということもあり、改めて〝仲間〟の存在が仕事にとっても自分の人生にとっても大切なことだと感じさせられました。

あなたの〝傍〟にいる人はどなたでしょうか。

大切な時間を、大切な人のために使える楽しい毎日を過ごしていきたいものですね。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

「えのきだより」過去記事

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