先日は「海老名市限定」の住宅関連のリフォーム助成金を取り上げましたが、今回は「国」が支援する助成事業「こどもみらい住宅支援事業(リフォーム編)」について、お話しします。
全世帯30万円(最大)の助成/子育て世帯・若者夫婦世帯は60万円
「こどもみらい住宅⽀援事業」とは、⼦育て⽀援や2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、⾼い省エネ性能をもつ新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、、省エネ性能を備えた住宅を増やしていこうとする事業です。
名前が「こどもみらい…」となっていますが、リフォームに関しては、年齢や家族構成は問わず、この事業を利用することができます。全ての世帯が対象で、最大30万円の補助金がもらえます。子育て世帯・若者夫婦世帯の場合には、最大60万円までの上限引上げがあります。
※子育て世帯とは18歳未満の子がいる世帯で、若者夫婦世帯とは夫婦のどちらかが39歳以下である世帯を指します。
助成を受けられる条件は?
上記でお話ししましたように、「こどもみらい住宅支援事業」という名称ですが、年齢制限はありません。期間も令和5年3月31日まで、とかなり長い期間で申請ができる形となっております(令和4年6月末時点)。
この上で条件としては、次の8つのリフォーム工事のうち、①~③のいずれかに該当するリフォームを含んている必要があります。さらに、施工内容に応じて設定された補助額の合計が5万円以上に達した場合、助成対象となります。
- 開口部の断熱改修
- 外壁、屋根、天井または床の断熱改修
- エコ住宅設備の設置
- 子育て対応改修(ビルトイン食品洗機・掃除しやすいレンジフード・宅配ボックス等)
- 耐震改修
- バリアフリー改修
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
また、施工業者も限られており、「こどもみらい住宅支援事業」に事業者登録をしている業者でないと、申請をすることができません。※もちろん、当社は事業者登録を行っています
お客様による申請手続きはありません。
こどもみらい住宅支援事業を活用しするリフォームの申請は、「施主(お客様)に補助金全額分が還元されることを条件」をに、登録事業者が全て行います。ですので、お客様に手間をかけることなどは基本的にありません。
おわりに
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
こどもみらい住宅支援事業の助成は、3か所以上のリフォームを行う場合には、活用できる可能性が高い制度です。
もっと詳しく知りたい方は、「こどもみらい住宅支援事業 公式HP」または、当社へお問い合わせください。