新型コロナウイルス感染症の影響により始まった建設業にとどまらない価格高騰に加えて、電気代まで値上がりするなど、厳しい時代を迎えています。
国や地方自治体などで進めている助成金・補助金などを活用できるよう、弊社自身が勉強をして、地域のお客様に寄り添い、皆さまのご要望にお応えしていけるよう努力してまいります。
さて、本題となりますが、今回お伝えするのは、よくある質問の一つ【見積書にある「諸経費」って何?】という話です。
価格高騰が進む前からも、この質問は多くありましたが、「諸経費って何ですか?」について、このブログでも解説させていただきます。
諸経費とは?
※前提として、諸経費項目の有無や内容は業者によってさまざまであることをご了承ください。
弊社では、見積書の項目の一つに「諸経費」を記載しています。見積書とは、製品やサービス(施工内容)の金額・取引条件を契約前にお客様に提示するための書類です。
諸経費の内容を大きく分けると、「現場管理費」と「一般管理費」の2つになります。
現場管理費
字のごとく、1つ目の現場管理費は「現場でかかる管理(経)費」のことを指します。
施工現場には、大工や水道、電気、外構など、さまざまな業者が出入りをしています。
弊社では「責任施工」(施工まで一括で請け負う方式)がほとんどですので、現場での打合せや工程管理等の業者対応、工事保険、そして現場監督の人件費などがこの現場管理費となります。
一般管理費
続いて2つ目が「一般管理費」です。これは文字では分かりづらいのですが、「事務経費」と呼ばれたりもします。
〝一般〟とされているのは、「現場を運営する側が〝一般的〟に必要とするもの=会社」と言い換えられます。
お客様の施工に携わっているのは、現場にいる監督や職人だけでなく、会社を運営する総務や経理の存在もあります。
図面や工程表を作成するパソコンやプリンター、コピー用紙など、事務所にもさまざまな経費がありますし、補助金申請や報告書作成などにも経費が発生しています。お客様には見えづらいですが、こうしたことをまとめて「一般管理費」としています。
おわりに
一般的に「建設業の見積書はわかりづらい」と言われたりします。それは専門用語が並べられていて項目が細かすぎたり、逆にざっくりすぎて、中身が何なのか分からない場合など、色々です。
弊社では、御見積書の提出の際は、お客様が分かりやすいように難しい言葉を使わずに、しっかりと説明できるよう努力しています。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
国が行っている補助事業が3つありますので、新築・リフォームを考えている方は、用途に合わせてご活用ください。
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